トイレつまり
トイレつまり [投稿] [編集] トイレが凍結し、つまった
築30年以上の木造アパートの2階、トイレは北側のすみにある
一応水洗だが、排泄物はまっすぐ落ち、1階を抜けて地下の下水管に入っていくようになっているらしく、脱糞すると、しばらく無音で、約1秒後に「ボトン」と音がする
だから基本的に便器は汚れず、穴からずれたしぶきや、引っかかった紙などを落とすために水を流す
そんなに汚れないので、数回にいっぺんぐらい水を流していた
冬のある日、小便をすると、下まで落ちていかず、途中でたまっている感じがあったような気がした
しかし、取り立て気にせず、久しぶりに水を流した
その夜は十分に冷え込んだ
次の日の朝、大便をする
1秒後に聞こえる「ボトン」という音はせず、途中で止まった音がする
ここで、トイレつまりの予感がした
紙が途中で引っかかり、そこに小便や水がしみこみ、そして、凍結し、その凍結した障害物にまた小便や水がたまり、また凍結する
そんなことを想像したが、それでも、まだ、水をザーと流しさえすれば問題なく流れるはずだと思った
しかし、水を流してもたまるばかりである
危険を感じ、倉庫から長さ1メートルほどの棒を持ち出し、それで便器の管をつつく
びくともしない
かなり力を入れるも、棒は、管の氷に阻まれはね返されてしまう
完全な凍結トイレつまりである
途方に暮れた
どうする
そこですぐに水道屋さんを呼べばいいものを、昼になり暖かくなれば、すぐに溶けると浅はかに考え放置した
しかし、冬のしばれはきつくなるばかりで、私の排泄は定期的に訪れる
排泄はたまるばかりとなり、さらにそれらは水分を含み、凍結する
このままにし続ければ、便器の上にはみ出してくる可能性は高い
先ほどの棒を洗い、先端にホールトマトの缶を針金でくくり、凍結部分の上にたまっている排泄物をくみ出す作戦にでた
毎回排泄すると、くみ出し、外まで捨てに行く
そんな生活を1週間ばかり続けたが、寒さはゆるまず、溶けるそぶりも見せない
このまま放置すれば、もしかしたら、管が氷の圧力で破裂するかもしれない
そんなことになれば、修理代を請求されるのは私だろう
結局、私は敗北し、水道屋さんに電話した
水道屋さんはほんの20分ほどで開通させた
恐るべし
水道屋さん
水漏れや凍結は、ケチらずにすぐに連絡すべきである